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人間は文字を書く前に絵を描いていました。子どもたちも、自分が体験したことや感じたことなどを絵で表現します。子どもたちにとっては時に、言葉で表現するよりも、絵で表現するほうが易しいのです。子どもが最初に描く単なる線や色だけのものも、それは子どもが感じたことを表現しています。
イーゼルの前に立って絵を描くには、筆や絵の具の感じをつかむ必要があります。床に座って、ボール紙や箱などに色を塗るほうが子どもにとっては楽です。
子どもに何を描くかを指示してはいけません!どの子どもも自分の感じたことを、自分のやり方で描きます。『私のために絵を描いてちょうだい』や『面白い絵ね。これは猫?』と言うよりも、『その明るい色は素敵ね』『お父さんに見せてあげたいわね。』といったように、好意的な批評をしましょう。子どもが絵について話したがっていると思って「説明してちょうだい」と声をかけることがあるかもしれませんが、たいてい、絵それ自体がすべてを説明しているものです。画家も、しばしばその作品を描いているとき、あるいは描き終わったあとでも、それが何であるかを知らないものです。